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「地下式」機械式駐車場で都市の限られた敷地に、新しい価値を|住友重機械搬送システムより事業承継

「地下式」機械式駐車場で都市の限られた敷地に、新しい価値を|住友重機械搬送システムより事業承継

都市部では、限られた敷地をどこまで立体的に使えるか(空間の有効活用)が、計画の初期段階から大きなテーマになります。必要な駐車台数を確保しながら、地上にはできるだけゆとりを持たせたい。そうしたご要望を満たす方法のひとつが、「地下式」の機械式駐車場です。
地下式への対応を強化するため、私たちはこのたび、住友重機械搬送システム株式会社より機械式駐車場事業を承継いたしました。地下パズル式駐車場のパイオニアであり、トップランナーである同社の製品・技術と、長年の知見を受け継ぎ、都市インフラ機能向上へお応えできる範囲を広げてまいります。

なぜ「地下式」が選ばれるのか

都市部の再開発では、ひとつの敷地に多くの機能が求められます。住戸や店舗、共用部に加え、緑地や歩行者の動線も欠かせません。さらに、附置義務に基づく駐車台数を確保しようとすると、地上だけでは配置が難しくなるケースがあります。
地下式の機械式駐車場は、こうした背景のもとで選ばれることの多い方式です。主な利点は、次の三つです。

➀限られた敷地を立体的に使える(空間活用)
駐車場を地下に納めることで、同じ敷地を平面ではなく立体で使えます。空いた分を建物や外構にあてられるため、必要な台数と地上の計画を両立しやすくなります。

②地上の景観と動線を計画しやすい
駐車場が地上に現れないため、植栽や歩行者の動線を計画しやすくなります。車が敷地内を走行する範囲も乗降室の周辺にとどまり、歩行者との交差を抑えられます。

③地上の高さに制約がある計画にも対応できる
高さ制限や斜線制限、周辺への日影の配慮など、地上に大きな構造物を置きにくい計画は少なくありません。地下式であれば、そうした条件のもとでも必要な台数を確保できます。

住友重機械搬送システムより、機械式駐車場事業を承継しました

住友重機械搬送システムとは、2026年1月26日に基本契約を締結し、同年11月1日付で吸収分割の効力が発生しました。

同社は、1990年の事業開始以来、都心のオフィスビルやマンション、商業施設を中心に、数多くの納入実績を積み重ねてこられました。独自のパズル式駐車装置と、それを支えるサービス技術は、長年にわたり高い評価を得ています。私たちは、この歩みを受け継いでまいります。
本件の詳細は、下記のお知らせをご覧ください。

住友重機械搬送システム株式会社からの事業承継に関するお知らせ(2026年1月26日/PDF)

また、当社と住友重機械搬送システムのパーキング事業の歴史については、こちらからご覧ください。

承継したパズル式で、地下式の駐車場計画をご提案します

私たちはこれまで、タワー型や二・多段式をはじめとする機械式駐車場や自走式駐車場を手がけてきました。今後は、ここに新たな地下式の製品群が加わります。収容規模に応じた三機種で構成されています。いずれも、大手デベロッパー様が手がける都心のマンションやオフィス、商業施設で採用されてきた製品です。

スーパースクエアパーキングエース

およそ80台までの中・小規模の計画向け。タテ・ヨコに複数列を配置でき、限られた躯体に無駄なく納まります。

スーパースクエアパーキングフリー

およそ80〜100台の計画向け。最新の制御ソフトを採用し、入庫と出庫を分けるレイアウトにも対応できます。

スーパースクエアパーキングGPS

およそ100台以上の大規模の計画向け。高速リフトの採用で大容量の収容を実現しています。

三機種に共通する特長は、大きく二つあります。ひとつは、「レイアウト(設計)の自由度」が高く、敷地の条件に合わせて配置を検討しやすいことです。もうひとつは、「入出庫の速さ」です。機種によって仕組みは異なりますが、いずれも最新の制御ソフトを採用し、出庫にかかる時間を抑えられるよう設計されています。

入出庫兼用
入出庫分離

入出庫にかかる時間は、竣工後の使い勝手を大きく左右します。設計段階でどこを押さえておくべきかは、「機械式駐車場の入出庫時間|設計段階で考慮すべきポイント」でも解説しています。

【社長メッセージ】技術と人を受け継ぎ、駐車場の価値を高める

「IHIパーキングスクエア」という社名には、エンジニアリング力と空間活用という二つの強みを掛け合わせていく決意を込めています。今回の事業承継によって、その強みをさらに伸ばしてまいります。
地下は、空間活用の強みを発揮できる領域です。大都市圏の再開発を背景に、限られた空間を最大限に活用する機械式駐車場の需要は今後も広がっていくと考えます。住友重機械搬送システムが培ってこられた地下式の技術を迎え入れ、こうしたご期待にお応えします。
また、受け継ぐのは、技術だけではありません。これまで営業・設計や建設・メンテナンスなどを支えてこられた方々が、私たちとともに歩んでくださいます。長年にわたって積み重ねられた経験や知見、想いも引き継ぐことになります。その責任を、しっかりと受け止めます。
受け継いだ力を活かし、都市インフラを支え、ご利用になる方にとっての使いやすさと、オーナーの皆さまにとっての資産価値を高めてまいります。

IHIパーキングスクエア 代表取締役社長 首藤 勉

敷地条件に合った駐車場計画をご一緒に

地下式の機械式駐車場では、必要台数だけでなく、地上の使い方や車両・歩行者の動線、入出庫時間などをあわせて検討することが大切です。
当コラムでは今後、地下式の特徴や導入時に押さえておきたい点を、詳しくご紹介していく予定です。機械式駐車場をこれから計画される方は、「機械式駐車場とは?デベロッパー・設計事務所が企画段階で検討すべきポイント」もあわせてご覧ください。
私たちは、方式ごとの特長を踏まえながら、敷地条件や必要台数に合った計画をお手伝いします。地下式の採用をご検討の際は、設計の初期段階から、ぜひご相談ください。

エース・フリー・GPSの3シリーズを展開する、地下式駐車場(スーパースクエアパーキング)の製品サイトは、下記バナーよりご覧ください。

お問い合わせはこちら

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